
2月というには信じがたいほどあたたかな日に恵まれた今年、寒冷時期に猛威を振るう新型コロナウイルスの活動を、自然界が抑え込んでくれたかのような思いがいたします。
境内東のさくらんぼの花も、今年も変わらずに美しく咲き、私たちを優しく励まし見守ってくれているかのようです。
今年は、初詣等で混雑を避け感染回避等の安全対策として、お正月期間の行事及び応対業務の全面休止策において、御神札や御守りなどの授与品の非常時下での授受方法を「お電話などでのご依頼及びご予約」「配送お届け」「オンライン授与所(WebShop)」「授与品カタログ配布」などの新たなる試みを致しました。
結果、多くの方々のご理解とご協力を賜り、最も危険とされていた寒冷期を越え、境内の桜の蕾も膨らみ、徐々に暖かさの中で春を迎えることができそうです。ご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。
さて、本日のお知らせは、お正月期間にご依頼いただきました『授与品の受注未成立分の有効期限について』のお知らせです。下記に、一覧として掲載させていただきましたので、ご参照のほどお願い申し上げます。
授与品受注未成立分の有効期限について
- お正月期間のご依頼分に限り: 3月2日までで無効
- 平常時のご依頼分: ご依頼月より2ヶ月後に無効
- 未清算分(1)クレジットカード決済・キャリア決済・PayPal決済の場合: ご依頼日より60日間経過後に無効
- 未清算分(2)銀行振込決済・コンビニ決済の場合: ご依頼日から5日以内に入金がない場合は自動キャンセル
- 清算済分(1)お正月期間のご依頼分に限り: 3月2日までで無効(原則として返金は致しません)
- 清算済分(2)平常時のご依頼分: ご依頼月より2ヶ月後に無効(原則として返金は致しません)
- お正月期間とは《年末含む節分迄の期間内》と致します。
- オンラインWebショップでのクレジットカード払い・キャリア決済・PayPal決済は、未成立の場合自動キャンセルとなり、引き落としには至りません。
- 銀行振込や及び現金書留等にてお支払いの上でお受取に来られない「清算済未譲渡分」及び「お支払い金額不足による保留分」等に関しては、当宮からのご連絡がつかない場合は、期限日の最終のご連絡をもって不成立とし、既にお納めいただいた貨幣はお賽銭等と同様に奉賛金として処理させていただくこととなってしまいます。 期限後の返金の依頼には原則として応じることは出来かねます。
- 配送お届けをご指定(御清算済)の上で、不在等により指定配送先にてお受け取りいただけずに、各宅配業者規定日数を超過した場合で、ご依頼者様と数回に及びご連絡がつかなかった場合は、上記規定の期限においてご依頼自体を無効と致します。また、その場合の返金は無効の上、期限までにご連絡をいただき再発送となった場合の追加送料及び梱包等を含む作業手数料等が生じる場合は、原則として別途ご請求させていただきます。
- 授与後の返品及び交換等は、当宮においての誤りでない限りは、原則としてお断りさせていただきます。 その他のご相談やご質問はお電話にてお問い合わせください。
今期のお正月ご依頼分(年末から節分まで)に関しては「3月2日」が有効期限です。万が一、お受取に来られていないお方で、当宮からの連絡がない場合は、ご連絡先の誤りなども考えられますため、ご連絡くださいませ。
正月期間以外の一年を通しての「平常期間」でのご依頼に関しても、上記を規定と致しますので、よろしくお願い致します。また、送料は必須ではありますが、『配送お届け指定』も承っておりますので、お気軽にご相談いただきたく存じます。
実は、令和三年のお正月期間に授与品のご依頼をいただきました中に、極々僅少ではございますが、お受け取りもキャンセルもどちらもしていただけていない案件が数件ございます。
お申し込み時にご指定いただいたご連絡先には、幾度となくご連絡し、留守録にメッセージも残しましたが、現時点では未だ連絡がつかないままです。一件はご住所のご記入もないため、郵送にてご連絡することもできません。
これもまた価値ある経験として次回に向けての改善すべき課題をいただいて有難いとも感じております。
傾向としては、特に「神社受取指定」の上で「申込書FAX」でのご依頼の場合に、お受取に来ていただけないケースがございます。
個人差や世代差においても大きく異なるのは事実ですが、人として直接の視覚や聴覚において、顔を合わせることや、お電話でもお声を伝えて会話するということが、やはり大切なことであるということを、こうしてしみじみと感じる事柄でもあります。
次回は令和4年のお正月期間となります。その頃は、ウイルス感染等の危険も終息し、晴れやかな日々があることを祈っておりますが、非常事態以外の状況であっても「配送」や「オンライン授与所」等においては、今後も継続する必要性を感じているのも事実です。
今期での数多くの貴重な事柄を生かして、今後も改善や改新を重ねていく予定です。
大変な世の中にありましても、第一に安心安全を大切にしながらもご要望にお応えできますように、これからも精進してまいります。