◎ 人形は節分までにお納めください

人形の受付期限は、例年同じく「節分(2月3日付近)」の17時までです。(令和三年の節分は「2月2日」になります。)
令和三年に限っては、お正月期間のすべての応対や催事が中止だったように、例年とは多少異なりますが、納め方は例年通り、社務所のポストへお入れください。
ウイルス予防対策につき、社頭での対面応対は休止しておりますので、今期の人形の受付は「ポスト」と「郵送」のみになります。

また、昨年までは奉賛会会員限定特典であった人形厄除祈願祭は、今期(令和三年)より、今後は、どなたでもご参加並びにお受付いただけるようになりました。
人形(ひとがた)は、御神札や御守りと同様に「授与品」にて必要枚数をお求めください。「1体 / 100円」につき、御祈祷料も含まれております。(人形厄除祈願祭限定)
現在の非常時下においての保全対策として、授与品はお電話での事前予約かオンライン授与所にて、間接的なお求め方法限定にて承っておりますので、ご質問やご依頼もお気軽にお電話くださいませ。
授与品は、神社受取(受取日時要予約)・配送(送料別)をお選びいただけます。
人形(ひとがた)のご説明

人形(ひとがた)とは、人形代(ひとかたしろ)のことで、今は紙製が主流ですが、古くは木製のものを用いたお祓いの道具です。
人の霊の依り代として、自分自身の分身とし、これに自身の罪穢れを遷して水に流したり焚き上げたりして祓い清めます。
また身に憑りついた霊を吸い取って、祓うこともあります。
一体に一名とし、人形に「氏名・生年月日」を記入して、人形で体を撫で、息を吹きかけて「祓い給へ清め給へ」と三度唱へて祈念して、必要事項を記入した申込書と共にお納めください。
毎年の節分(2月3日付近 / 2021年は「2月2日」迄の期限)当日の17時までに、お申し込みいただき「人形厄除祈願祭」として、皆様の依り代である人形のご祈祷を執り行います。その後、3月3日に人形焼納祭にてお焚き上げ致します。
祓いの手順(人形申込手順)

- まず、人形に姓名と生年月日(もしくは数え歳)を書きます。ボールペンでも鉛筆でも何でも大丈夫ですが、より効果を出すには、精神統一しながら墨をすり、毛筆で書くのが一番です。
- 次に、人形で身体を上から順に、左→右と撫でていきます。
頭頂部から > 左側頭部 > 右側頭部 > 左首 > 右首 > 左肩 > 右肩… といった具合です。 - 次に、人形に息を三度吹きかけます。
- 次に「祓い給へ清め給へ(はらいためえ きよめたまえ)」と三度唱えます。
- 最後に、人形に祈りを込めます。
—— この一連の作業で、身体・口・心の罪穢れを人形へ遷します。
- 申込書にも必要事項をご記入お願いします。
- 上記全工程を済ませた後、神社へお納めください。
—— とても大切な要となる工程ですので、お心を込めて、集中して行ってください。
神社に納める《人形厄除祈願祭》
当宮では、人形の扱いは年始から節分のみで、一体100円の初穂料をいただいております。
例年(令和二年まで)、お申し込み時に初穂料を納めていただいておりましたが、令和三年分からは、『新型コロナウイルス感染症予防対策において奉賛会申し込みの休止に伴い』人形の授与の際に、はじめに枚数分の初穂料をお納めいただくことになりました。
受付期間:例年 元日(1月1日0時より)受付開始
申込期限:例年 節分(2月3日付近 17時まで / 2021年は2月2日)受付締切
◎人形の授与は、授与所窓口営業時間内であれば、年中いつでもお求めいただけます。(但し、不在時並びに神事・御祈祷中は除く)
祓いの手順を踏んでいただきましたら、お申し込み用紙に必要事項をお書きいただき、人形に添えて社務所玄関の鍵付きのポストへお入れください。
郵送でもお受付出来ます。お持ち込みでも郵送でも、必ず、2月の節分を必着にてお申し込みの締め切りとします。
期限を過ぎますと、御祈願できない可能性もございます。
『人形厄除祈願祭』として、一ヶ月間ですべてのお方の人形をお一つお一つご祈祷します。
ご祈祷し終わりましたら、【流し雛の厄除けとして伝わる3月3日の桃の節句】に「人形お焚き上げ祭」にて焚き上げ、お清めいたします。
人形のお求め方法(ご購入案内)

人形(ひとがた)をお求めの場合は、こちらの「授与品紹介ページ」からご覧いただき、当宮までお電話などにて「品番」と「品名」と「数量」をお伝えいただきお求めくださいませ。
お受け取り方法は「神社で受け取り」「配送でお届け」をご選択いただけます。また、神社で御清算をご選択の場合は、原則として『来宮日時予約制』『マスク着用必須』『釣り銭不可』を厳守の上、お越しくださいますようお願い致します。
「ひとがた」の誤解や誤認識にご注意お願いします
ごくたまに、こちらの人形(ひとがた)を「にんぎょう」と誤解され、「ぬいぐるみとか、一体100円で納めて良いって本当ですか?」と尋ねられますが・・・・・ 残念ながら、おにんぎょうさんやぬいぐるみのご供養は難しく、基本的にはお寺の管轄になります。
当宮では「まだまだ生きたい」と願っておられるおにんぎょうさんやぬいぐるみの命を無理に断つことは信条に反するため、お断りしております。
どの神社や寺院にお願いするにしても、供養には相応の御祈祷料がかかります。なぜなら、それだけ難しく、大きな責任を伴うからでございます。
中には「家庭ゴミ」としての扱いをなさる神社もあり、認識はそれぞれ異なります。当宮に限らず、古神札と一緒に納めたりせず、必ず納める前、お世話になる神社や寺院にご相談ください。
さいごに
自分自身の罪穢れを遷すにあたり、一年の言動を振り返ることができます。
その反省と、次からはこうしようという前進が、幸せな人生を歩むにあたって最も大切なことでもあります。
こういった【自己を省みる】【無事を喜び感謝する】という機会を、豊かな人生にしていくために是非活かしてくださいませ。
また、人形によるお祓いは、呪詛のルーツがあり、取り扱いにとても慎重を要します。
心の込め方一つで、良くも悪くも、大きな効き目がありますので、皆様も、必ず【幸せのための道具】として、お取り扱いには細心の注意を払ってください。
* 皆様の安心安全のため、万が一問題のあるものは断りなく然るべき処理をいたします。
例年(令和二年まで)は、奉賛会へ入会してくださっているお方のみに配布しておりましたが、令和三年の新型コロナウイルス感染症予防対策における奉賛会申し込み休止に伴い、これからは広く一般の方々も、必要枚数をお求めいただけるとともに、人形厄除祈願祭にお申し込みいただけるようになりました。
ぜひこの機会に、古くから伝わる祓い清めの術に触れ、体験してみてくだされば嬉しく思います。
皆様の更なるお幸せを、心より願っております。
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