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先日掲載致しました「今年の【七五三詣りは委託制のみ】のご案内」にも付随(補足)する内容ですが、本日は「初宮詣り」を主体に、依託制についてや御祈祷などについての思いを書かせていただきます。

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目次

コロナ禍での「初宮詣り」につきまして

最近では七五三詣りについてのお問い合せも増えてまいりましたが、常時もっとも多いのが、やはり「初宮詣り」のお問い合わせでございます。

本来であれば自粛要請期間中に初宮詣りをなさるご予定だったにも関わらず延期してくださっていた親御樣方には、宮司としてまた同じ一人の母親として頭の下がる思いでおります。

お子様のためを思うが故に、様々な葛藤があったことと思います。どうしてあげるのが一番良いのか、親としての務めは何なのか、何を優先していけばいいのか、大変迷われたのではないかと思うと胸が痛みます。

夏にはある程度収束すると思われていた疫病が、すごい勢いで感染を拡大しており、今後更なる警戒が必要になってきますので、出来る限り親御樣方のご心配を緩和できたらと思います。


初宮詣りはどうしてもしなければならないものですか?

【通常の初宮詣り】

初宮詣りは、生まれてきてくれた命が、無事に生後一か月(男児は32日目、女児は33日目)を迎えたことを産土神・氏神に感謝し、今日から氏子であることを認めてもらう行事です。

ですので、本来ならば、お住まいの地域の産土様や氏神様を祀る神社にご家族でお詣りし、神職のいる神社でしたら神職に御祈祷をお願いします。神職のいない神社でしたら、ご家族で参拝します。

初宮詣りは、その赤ちゃんにとって非常に重要なものです。無意識化での体験は無意識の中に残り、理屈ではなく感覚として「神様に愛されている」実感が残り続けるからです。

信教の自由があるように、必ずしもしなければならないものではありませんが、特別な理由がなければして差し上げてください。

該当神社が神職がいる神社でも、金銭的な理由など、他に理由があってご家族でのご参拝にとどめることも、良いと思います。ただ、お賽銭をはじめ神社へ納めるものは、一年間のうちに合計100倍になって返ってくる機会に恵まれると言いますので、その機会を大切にできるようであれば、金銭のことはあまりご心配なさらなくて大丈夫かと存じます。

【新型コロナウイルス感染症流行下での初宮詣り】

どのような神事や行事も、まずは安全の確保が基本です。

お守りや御祈祷もですが、行動と願意が一致しないと、御神威を発揮していただけません。
例えば、危険運転を繰り返しながら「交通安全祈願」を受けても意味がないようなものです。

神々はまずご本人の意思を尊重なさいます。その上で、そこに真心があれば大いなるお力をお貸しくださいます。

命の大切さを知り、大切な存在を守ろうしたり、愛情を注ごうとしたり、そういった真心が、神事の有無に関わらず、最も神様がお喜びになることです。
神事は人間側が神様の恩恵にお応えするものであり、神事の有無が神様の愛を変えるものではありません。
いつも、いつでも、平等に神様はすべての存在を我が子として愛しています。

この疫病は、日常で多くの人が忘れていた「本当に大切なもの」に気付く機会でもあります。
神様の真意は、「困難の中に、今まで忘れ去っていた感謝を思い出し、手を取り合ってお互いのためにいかに心を尽くせるか」にあります。

ですから、まずは安全を優先なさってください。

その上で、当宮のような委託制度があれば利用なさったり、人の少ない時間を問い合わせてご家族のみで御参拝し、神様にご報告なさるのも良いと思います。

神様は罰を与えたりはなさいませんので、ご安心の上、御自身に合った選択をなさってくださればと思います。


初宮まいりは延期できますか?

初宮詣りの機会は、実は地域によって異なります。こちらの地域では男児は生後32日目、女児は生後33日目ですが、100日目にお詣りする地域もありますので、まずは該当の神社にお問い合わせください。

その上で、延期ができるかということになりますが、基本的には延期はいくらでも出来ます。

今後、この状況が数年続くようであれば七五三詣りの時期とも重なりますが、もちろん、初宮詣りという名称ではなくとも、ご神前にお詣りが叶った際には「新型コロナウイルスの流行下で、我が子や家族をはじめ関わるすべての人々の身を案じて遠慮してまいりましたが、今日、お蔭様で晴れてこの子が産まれて初めての参拝が無事に叶いました。これから神様の氏子として、お守りくださいますようお願い申し上げます。」という旨を申し上げることもできます。

神様は、思いの通じない相手ではありません。

真心で行動してきた事を、真心で報告すれば、しっかり受け取ってくださいます^^

理由があって中止や延期を選択する場合には、いくらでも方法がございますので、ご安心くださいませ。


神職にお願いせずに、家族だけで初宮詣りをする場合は、神様に何を申し上げたら良いですか?

延期がいつまで続くのか見通しがつかずに、やはりしきたり通りの日数にお詣りしたいお方も、当然いらっしゃると思います。

神社によっても感染対策の仕方は様々で、神職の意識も様々ですので、ご不安な場合は感染対策の方法や建物の構造や広さ、ご家族ごとの御祈祷か、一斉御祈祷かなど、気になる事は事前にしっかりご確認ください。

その上で、万が一を考慮してご家族だけで参拝のみにすることを選択なさった場合に、ご神前でどのようなご挨拶をすれば良いかを例としてご紹介いたします。

「(住所)に住まわせていただいている、父(赤ちゃんのお父様の氏名)、母(赤ちゃんのお母様の氏名)の子(赤ちゃんの氏名)です。この度、(事由)のため、家族だけでご神前へご報告申し上げることになりました。

(赤ちゃん生年月日)に、この子を授かりました。今日この日までお蔭様で無事に元気に育っております。誠にありがとうございます。これからはこの子を神様の氏子として末永くお守りくださいますようお願い申し上げます。

また、私共が親として育ち、この子をこの子らしく育て上げられるようお導きくださいませ。」

など、感謝のお気持ちを込めてお願いも申し上げます。ご神前で落ち着いて申し上げるために、神様にお手紙をご用意して読み上げるのが良いと思います。

以上、Q&A形式で書かせていただきました。

ご不安は解消されましたでしょうか。

どうか、ご安心なさって、ご家族皆様にとりまして最善のご選択をしていただければ幸いに存じます。


まとめ

再度ご紹介いたしますが、当宮では、拝殿が狭く換気も十分に行き届かないことから、現在、御祈祷時における皆様の御安全を一番にお守りするために、初宮詣りや七五三詣りに限らず、お一人でお受けいただく場合にも、すべての御祈祷を「ご参列無しの完全依託制」にて承っております。

当宮は横堤の氏神であり、氏子樣方にとりまして代わりのない存在です。その氏神で例年通りの御祈祷が行なえないのは大変心苦しいことでございます。

しかしながら、皆様はせっかく生まれてきてくださった大切な大切な命です。皆様のお母様にとりましても、命がけで産んだ大切な命であり、そのご家族やご友人をはじめ、この世のすべての人が同じようになくてはならない存在です。

人のコミュニティは、編み目のように無数に広がり、つながっています。
すべての人の身を案じ、安全に御神威を受けていただきたくて作った制度です。

この新型コロナウイルスは、まだ詳細がわかっていませんが、わかっているだけでも無症状であっても90%の人に肺疾患や脳機能障害などの後遺症が確認されています。

陽性と陰性を繰り返しながら生涯治らない事も示唆されており、重症化も突然で、重症化したときにすぐに治療が受けられないと数時間で死に至るケースも多く報告されています。

日本人は特別コロナウイルスに強いと思われていますが、ウイルスは人を介するほど強靭に変異していきますので、特に鎖国でもしていない限り、海外からの別変異のウイルスの侵入は免れません。生涯治らないのだとしたら、入国後2週間の隔離期間や一時的な陰性反応は、意味がないものだからです。


そして、夏場の保菌が、秋冬に症状を伴った感染の流行の種となります。夏場の感染者数は、秋冬の感染爆発と比例しますので、現在の状況を踏まえますと、今後、更なる注意が必要です。

安全で有効な薬(今ある薬は対症状の薬であり、感染症を治癒させるものはまだ出来ていません)ができるまでは、出来る限り感染の危険性を自ら低くしていく以外ありません。生活に関わる収入を得るためのお仕事以外、出来る限り自粛を続けた方が良いのが現実です。

以上の観点から、万が一でも、誰一人として、少しの油断が大きな後悔とならないように、今年は特例として【ご無理のない範囲内での神事やお祝い】をお勧めしております。

人は誰しもいつかは亡くなりますが、行動次第で防ぐことのできる死ならば、やはり神々から問われているのは思想や行動です。いかに他者を思いやり、そのためにどのような行動を取るのかがとても大切です。

当宮は、皆様の【ご家族や大切な人を守り抜きたい真心】【人生を大切に歩もうとする御意思】に寄り添える神社でありたいと考えています。

また、初宮詣りに限らず、神事やお祝いは、【命さえあれば】その後の機会に神様に理由を申し上げて別の形で御斎行申し上げることはいくらでもできます

御祈祷の完全依託は、御祈祷時の皆様の安全をお守りするための当宮の制度でございます

どうか御理解賜り、皆様の御安全をお守りするための一助になれますれば幸いに存じます。


完全信託制《初宮詣り》御祈祷料のご案内

依託祈祷(参列無し)の場合

《プラン1》 全撤饌授与:8,000円(お神酒は無し)

《プラン2》御祈祷札と御守のみ:5,000円

《プラン3》委託御祈祷のみ:3,000円(授与品無し)

《+オプション》お神酒(一升瓶)を追加:2,000円(銘柄は選べません)

・平常時御祈祷(御参列あり):10,000円(全授与品付き)
・授与品(撤下神饌含):お食い初め食器(会津塗り)・御祈祷札・御守・お神酒

◆ 御祈祷の完全委託制度のご案内及びご説明については《こちら》をご参照ください。


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心の泉《宮司のコラム》 当宮や神社や神道などのことをはじめ、生命を育む暮らしと生き方への心のエッセイとして、神道の真髄を精神に探求し続け『神道の奥に息づく真心』をお伝えする宮司のコラムです。

信仰とは、産まれ生かされる美しき感謝の在り方。宗教や思想などの垣根を越えて八百万の神々という【万物】と共に在り続けた『神道』とはなにか。『神社』とはなにか。『祈り』とはなにか。古来から守り培われて来た愛を知ってみませんか?

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