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緊急事態宣言の重さ

ようやく春らしいあたたかさに心もほころぶ季節になってまいりましたね。

境内では、手鞠桜が満開のときを迎えようとしております。

 

 

緊急事態宣言が発令なされ、外出の自粛を託されてから、なかなか街中で咲くお花をご覧になる機会も減っておられるかと存じます。

 

それでも、尊い命には代えられないもの。

すでに市中感染も拡大し続けており、感染源を追えておりません。

どういうことかと申しますと、無症状でも感染能力の高いこの感染症は、無自覚であっても「すでに感染している可能性が、万人にある」ということなのです。

 

御自身が感染しないことはもちろんのこと、自分が保菌していると仮定して、「他者に感染させない」意識で行動しなければならないということです。

 

 

 

【緊急事態宣言の真意】

 

都市封鎖(ロックダウン)には、国民への強制力の代わりに政府の補償がつきものですが、残念ながら、この国にはそれだけのお金はありません。

緊急事態宣言の真意は、「政策ではどうにもできません。この緊急事態を抜け出すには、【国民一人一人の善意の協力】が必須です。どうかご協力下さい。」なのです。

国を家と置き換えた時、家族の一大事=家の一大事であり、政府は家長に当たります。

家長が家族にそうやって頭を下げたとき、様々な思いが去来するかもしれません。

しかし、皆、その家族の一員です。家族のとる対応で、何が最善か?考えるまでもなく答えは出ますね^^

 

家長のせいにしたところで、家族一人一人の事態は改善されません。

自分自身が、自分のためにまたは大切な家族のために出来ることは何か??

 

 

それには、独り善がりで何かを押し進めるよりも、家族にとって一番大切なものをしっかり認識し合わなければなりません。

お金や物の価値は変わります。もしも金融機関がロックアウトしてしまい、新しいお金を上限付きで配布し、旧紙幣や旧硬貨が使用不可となれば、今までの貯蓄はないものとなってしまうのです。

それに、いくらお金があっても、たったお米一粒も売っていなければ買うことも叶いません。

こうして書くことで、決して不安にさせたいわけではなく、本当に一番大切なものは何かをよくよく考えていただきたいのです。

 

 

お金?勉学?それらは、命があってこそのもの。

命を守ることを最優先にできなければ、これらはすべて叶わないのです。

命があれば、どうにでもなります。

いつでも再出発できるのです。

 

 

もし、今無理をして働いても、感染してしまえば、幸運にも身体は無事であっても無期限で休職を余儀なくされます。

このウイルスの厄介さを知れば知るほど、今後の感染記録によって厳しい処置が取られることも考えられます。それは、職場に限らず学校も同じです。

上記のことだけでも、感染を避けることがどれだけ得策であるか、おわかりいただけると思います。

 

 

今、現在、倒産されている会社もたくさん出てきています。

それでも、命があれば、意思を持てば、いくらでも再出発できます。

 

 

病院で働く方々、自衛隊や警察官や消防隊員をはじめ公務員の方々など、休めない方々もいらっしゃいます。

今はまだ、生活用品を提供するお店に御勤めの方々も、危険と隣り合わせで働いてくださっています。

なぜなら、私達皆の生命活動にどうしても必要なお仕事だからです。

稼ぐためにする仕事とは意味合いが違います。

 

その方々の命や身体を守るには、やはり一人一人が感染しない、感染させないことしかありません。

 

 

 

 

何かと命を天秤にかけて、「命が大事!」と即答できない人がもしいらっしゃいましたら、それは何故なのかを、よくよく考えてみてください。

そこへは、「人生への理解」が大きく関わっています。

 

 

偶然に生まれてくる人など、一人として存在しません。

皆、人生の課題を自らが決めて、時代・環境などすべて望んで生まれてきます。

その課題は、常に目の前のことへ真摯に前向きに向き合っていけば、自然と理解し学びを得られるようになっています。

特殊な能力も、特別な強さも必要ありません。

 

 

何となく生きて、何となく死ねると思っているとしたら、大きな誤解です。

必ず自分自身の人生の課題、つまりは生まれた意味へ向き合う時が用意されています。

それが他界の瞬間では、霊的進化の大きなチャンスを棒に振った大きな後悔を背負い、死後の永い永い期間を魂の浄化へ費やすこととなり、とてもつらい思いをします。

成仏までの死後の修行は、生きている時と比にならないほど、過酷なものです。

 

ですから、チャンスを取り戻せる存命の間に向き合うように、今尚、万人にこの「人生と向き合う機会」が与えられています。

 

「生きたいですか?」

「何故、生きたいですか?」

「最も大切なものは何ですか?」

「それは、すでにあることに気が付きましたか?」

「それを守ることに最大限の努力ができていますか?」

 

万物からの、これ以上ないシンプルな問いかけです。

 

 

答えというものは、いつもシンプルです。

素直で良いのです。

 

 

皆、同じでも、皆、平凡でも、良いのです。

 

 

 

そのお互いの一番大切なものを守るには、万人の心を一つにしていくことでしか叶いません。

それもまた、とてもシンプルです。

 

 

強制力のある都市封鎖と違い、この緊急事態宣言は、国民一人一人に善意の行動を託された、大変重みのあるものです。

 

緊急事態宣言の真意は、皆が自発的に思いやりの精神で手を取り合って、自発的に前向きに支え合うこと。

 

新しい輝かしい時代は、こうして闇の中の一筋の光をつかみ取る、【心の団結】から始まっていきます。

 

私自身、その新たな世界へと無事に生かされたなら、大変光栄に思います^^

 

 

 

自分と違う考えの人を、責める必要はありません。

万物は、すべての人へ、同じだけ機会を与えています。

その人にはその人にわかりやすい形でまた機会が与えられます。

 

強制したところで、自分自身の意思がなければ、行動は穴だらけで意味はありません。

見限るのではなく、その機会をつかみ取れるように祈り、万物へ委ねましょう。

 

手を取り合える人とまずは手を取り合い、その輪を広げて行きましょう。

 

ただ、身近な家族であれば、危機感が薄い人へは伝わるように工夫しながら事細かに伝える努力は日常の中で無理なくできますね。

 

 

私達すべての人類は運命共同体であることを、嫌でも思い知る機会をいただいています。

 

この機会を、陽へ転ずるも、陰へ転ずるも、私達次第です^^

 

 

 

是非、前向きに、真摯に、この機会と向き合っていきましょう。

政治の力よりも、一人一人の力のほうが遥かに大きいと知り、希望を抱いて耐え忍ぶことです。

 

 

和をもって尊しとなし、ゆるやかに心を一つにしながら、

必ず新たな日の出を共に拝み、共に喜びましょう^^

 

 

それには、先ず、人命第一です^^

当宮の感染拡大防止策におきましても、過剰すぎると思われるお方もいらっしゃるかと存じますが、趣旨をご理解の上、何卒ご協力いただきますようお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症予防対策として、現在、すべての御祈祷受付を『完全依託制』のみのご対応に限定しております依託制御祈祷については《御祈祷の依託制度のご案内》をご参照ください。 感染症対策への当宮の方針は《COVID-19対策への当宮の方針》 各行事の中止等の報告は《令和二年〜三年 一般参加行事の運営状況》をご覧ください。

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心の泉

心の泉《宮司のコラム》 当宮や神社や神道などのことをはじめ、生命を育む暮らしと生き方への心のエッセイとして、神道の真髄を精神に探求し続け『神道の奥に息づく真心』をお伝えする宮司のコラムです。

信仰とは、産まれ生かされる美しき感謝の在り方。宗教や思想などの垣根を越えて八百万の神々という【万物】と共に在り続けた『神道』とはなにか。『神社』とはなにか。『祈り』とはなにか。古来から守り培われて来た愛を知ってみませんか?

「生かされ生きる」とはどういうことだろう —— それをほんの少しでも知るだけで、大きな安心や幸福感、日常の感謝につながります。—— 感謝の波は生きるこころの泉を満たします。