今日は、建国記念の日(以前は紀元節)でございますね。
義務教育の歴史の授業から神話が姿を消してから、この国のはじまりについて知るのは自らが求めたときとなりました。
お若い方々とお話ししていて、「神武天皇」という御名が出てきますと、もちろんご存じのお方もいらっしゃいますが、「何か知ってる」「誰?」という返答も珍しくはありません。
歴史を知らなくても、生きてはいけます。
しかしながら、素晴らしいことというものは、知れば感性が豊かになります。
また、「日本人とは何なのか」「自分は何故出生の地に日本を選んだのか」そういった自らへの問いをひも解くきっかけになることもあります。
神武天皇とは、日本の初代天皇であり、建国の精神として「八紘一宇(八紘為宇)」を掲げられました。
八紘とは、八方の果て、隅々
一宇(宇)とは、一つの家
「すべての存在が一つの家族である」というものです。
私はこの言葉を知ったとき、自分の感覚ががらりと変わりました。
それは姉が小学1年生の頃、授業で「私の名前」について両親に教えて貰うという宿題が出されました。
姉が両親から贈られた名は、母胎に命を授かった天孫降臨の地で目に留まった「八紘一宇」に由来するものだとその時に知り、また八紘一宇の意味もその時に両親が教えてくれました。
まだ私は4歳でしたが、幼いながらに理解し、同時にこの国をはじめ人類の目指すべき姿として胸に刻まれました。
子供だからわからないというわけはありません。
子供だから、純粋な命として、まっすぐに偏見なく見聞きします。
幼いうちに伝えてあげるのも良いものだと、私の経験から思います^^
ご興味がわいたお方は、是非この機会にこの国のもっともっと以前からの歴史を調べてみてくださいませ^^
きっと、そのお方そのお方で感じるもの、重要に思えるものが違うと思います。
それは、一人一人人生のテーマが違うからであり、そのため万人が唯一無二の経験をしてきて感性も思考も本来は万人がオリジナルであるからです。
何においても、すべてに正解等なく、否定も肯定もする必要の無い、かけがえのない自身の心です。
是非、自分自身が何を感じるのかを楽しんでいただきたいとも思います^^
アマゾンに続き、オーストラリアの森林火災、猛威をふるう新型コロナウイルスやインフルエンザ。
私達人類の意思は、万物から問われ続けます。
国境を越えて、家族として助け合えるのか、それとも我が身だけ安全ならばそれで良いのか・・・
喜びは素直に分かち合い、
そして困難なときこそ、率先して手を差し伸べる行動・気持ちを大切にしたいものですね。
祈りも大切な手助けです。
「何をしたら良いかわからない。」
そんなときは、祈りを捧げたり、誰かの幸せを願うだけでも大きな力になります。
また自身の意識・行動にも少しずつ変化をもたらします^^
無関心でいるより、ほんの少しずつ、真心を向けてみる。
そのささやかな変化が、自身の未来の道しるべになっていきます。
「八紘一宇」の世界への歩み。
受け継がれるこの国から、この民族からはじめ、どのような困難の中にも勇気を持って根気よく続けていきたいですね^^