先日、私が留守中に「御守を授かって10日ほどで紐がちぎれたから交換して欲しい。縁起が悪い。」ということで、ご訪問がありました。
御守は、交通安全・厄除開運・招福・金運・病気平癒・安産など、多種多様に御祈願が施されていますが、どちらの御守も最たる御利益は「身代わり」です。
当宮で授与致しております御守に関することでも、様々なお話しを伺います。
・机に置いてあっただけなのに突然紐の部分が破裂してちぎれた
・アクリル製の瓢箪部分のくびれが、突然真二つに割れた
・部分的に色が変わった
・ポケットに入れておいた御守の紐が刃物で切ったかのように綺麗に切れていた
など、こういったことがよくあります。
私達は、起こた事象に対しては認識できますが、守っていただいて避けて通れた事象に対しては知る由もありません。
ですから、不良品だったと思われるお方も中にはいらっしゃるかも知れません。
☆御守が不自然に破損・紛失したときは、大難から守ってくれたとき。
☆御守が自然な形で破損したときは、小難から守ってくれたとき。
縁起が悪いのではなく、御守とは本来身代わりとなって守ってくれる存在です。
もし、御守が破損した時には、「縁起が悪い」ではなく、
「御守護いただいてありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えてあげてくださいませ^^
修理すればまた、その御守と絆を結べることもありますし、ご心配でしたらご相談ください。
尚、宮司謹製の天然石御守につきましては、乱雑な扱いでの破損でなければ、無料で修理させていただいておりますので、お問い合わせくださいませ^^
御神札や御守というものは、決して気休めで持つようなものではありません。
目には視えなくとも、物というのは私達と同じように意思もあり魂があります。その上で、御祈願された品々には大きなお力が宿っています。
ですから、是非とも大切に扱っていただきまして、日々お持ちになる際、また新たな年に御返納いただく際には、その品々へ感謝のお気持ちを向けていただければ嬉しく思います。